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初代スナフキン
「西本裕行さん」
ご自宅のお庭にて
『ポンポコ新聞』
第34号より(2009.2)
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喜多見中部町会の集まりで、アニメ「ムーミン」で初代スナフキンの声優をされた
方が近所にいて、とても素敵な方だと話題になりました。早速、ポンポコでお話を
伺いに行くことにしました。
―― 西本さんは東京獣医畜産大学を卒業されていると聞きました。
「自然が好きで、何となく動物が好きで、獣医として5年ほど牧場で働いていました
が、もともと芝居も好きだったので寂しくなり、文学座に入りました。そこでムーミン
役の岸田今日子さんとも一緒だったんですよ」
―― どのようなきっかけでスナフキン役になったんですか?
「芝居を見に来た演出家が、この人がいいと思ったそうです」
―― アニメキャラクターの中でも特にスナフキンは人気がありますね。
「皆、声優経験がある中、私は声優をするのが初めてで、どうしたらいいのか
わからず、ボソボソしていたのが良かったのでしょうか。今でも地方へ公演に行くと
楽屋にスナフキンのファンだと言って訪ねてくる方がいます」
―― 原作とアニメでは内容が違うそうですね。
「当初は原作に忠実に作られていましたが、しだいに原作から離れてオリジナル
ストーリーも作られるようになりました。スナフキンも、私の声に合わせたのでしょう
か、ああしろこうしろと言わず、遠まわしに背中を押すとか、道を教えるような、
ムーミンの相談相手、お兄さん的なキャラクターになっていきました」
―― 私が子どもの頃に見ていたものでは、「帰ってきたウルトラマン」の工場長や、
「仮面ライダー」の永沼博士などもされていました。
「もう昔のことであまり憶えていないですよ(笑)」
―― 今も現役で俳優活動をされているそうですね。
「もう82才ですが、セリフを覚えられる間は続けていこうと思っています。毎年夏、
今まで生きさせてもらったお礼に、喫茶店を借りて無料公演もしていますので、
よかったら来てください」
西本さんのお宅に入るとハーブの良い香りがし、お話を伺っていると窓の外の庭に
ひっきりなしに鳥が訪れ、ご本人もお宅も、とても素敵でした。
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「植吉劇場」
『ポンポコ新聞』
第29号(2007.9)
第32号(2008.8)
より
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喜多見9丁目の植木屋「植吉」の親方で元中村座の俳優・高橋広吉さんが、
昨年(2007年)に続き2回目の公演をされます(2008年)。
6月に狛江のエコルマホールで行われた歌謡ショーではセーラー服姿を披露し、
観客を魅了していました。
植吉(うえきち)/tel&fax.03-5438-2434
庭木の剪定・消毒等、お庭のご相談も承ります。
舞台のメンバーが伺います。
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イケメンパティシエ
「岩沢泰良さん」
岩沢さん手作りの
貯金箱
『ポンポコ新聞』
第45号より(2011.10)
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東京OLの恋とキレイを応援する情報サイト「OZmall(オズモール)」で2011年
5~6月、イケメン×デザートランキングの投票が行われ、喜多見小学校・中学校
出身の岩沢泰良さんが第2位に選ばれました。
岩沢さんは西新宿にあるヒルトン東京でペストリー、デザートを担当。おすすめは、
バターの香り高いパートシュクレをベリーのスイーツで飾った「ミルフィーユ ドゥ
カシス」だそうです。
実は、ポンポコがイベント時に毎回置くタヌキの貯金箱は、小学生の頃の岩沢さん
の手作り作品です。もの作りのセンスが今はケーキに生かされているんですね。
ヒルトン東京
新宿区西新宿6-6-2/tel.03-3344-5111
写真:http://www.ozmall.co.jp より転載
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女子サッカーの
「内山朋香さん」
内山さんと切手
『ポンポコ新聞』
第49号より(2012.10)
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2012年9月7日、世田谷区内の全郵便局ほか計82の郵便局で女子サッカー
「スフィーダ世田谷FC」を応援する切手が発売されました。喜多見小中学校出身の
FW内山朋香さんの切手もあります。
スフィーダ世田谷FCは、「中学生進学後もサッカーを続けたい」という女子小学生の
思いから生まれたサッカークラブで、内山さんも小学校1~6年生までキタミ80に参加
した後、中学1年生から参加しています。結成から10年経ち、現在は約140名の選手を
有する日本国内最大規模の女子クラブになりました。内山さん所属のトップチームは
昨年度からチャレンジリーグ(なでしこリーグ2部)へ昇格しました。更になでしこリーグ
への昇格を目指し、週5回、世田谷区の開放中学校校庭、スポーツ開放施設などを
中心に活動しています。
『ポンポコ新聞』第49号でご紹介した内山朋香さんが2013年1月、スフィーダ世田谷FC
からAC長野パルセイロレディース(長野市)へ移籍しました。同時にU-20サッカー日本
女子代表コーチだった本田美登里さんが監督に就任しました。新天地でも内山さんは
ハットトリックを決めるなどさっそく大活躍しています。今後も目が離せません!
AC長野パルセイロレディース
http://parceiro.co.jp/club/ladies/
『ポンポコ新聞』第53号より(2013.10)
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慶応義塾大学卒
のプロレスラー
「三富政行さん」
『ポンポコ新聞』
第52号より(2013.8)
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喜多見小学校出身、子どもの頃は次大夫堀公園や須賀神社で鬼ごっこやキャッチ
ボールをしたり児童館で工作にハマっていた三富政行さんがこの春、プロレスラー
としてデビューしました!
―― プロレスラーになろうと思ったきかっけは何ですか?
「中学生の頃、プロレス中継を見たのがきっかけで、プロレスラーの諦めない気持ち
や何度も立ち上がる強い精神に感化され、大のプロレスファンになりました。
大学4年間、全力で学生プロレスをやったことで、世界が広がり、多くの人との“縁”
が生まれました。そして、このまま終わってはもったいない、夢の続きを見たい!
今度は多くの人に感動と勇気を与えてプロレスに恩返ししたい!と強く思うように
なり、プロ入りを決意しました」
―― 試合で見てほしいポイントは?
「とにかく諦めずに立ち上がる姿を見てほしいです。立ち居振る舞い全てに“生き様”
を込めて試合している姿を見てください」
2013年8月24日、三富政行さんを応援しようと新木場1stRINGでプロレスを
初観戦しました。観客には若い女性も多く、割合は男性6:女性4くらいでしょうか。
中堅、お笑い系、女子プロ、若手、大御所のような順番で、三富さんは6試合中
5試合目に登場。「三富~」「三富~」という声援が飛び交っていました。
『ポンポコ新聞』第53号より(2013.10)
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喜多見小学校6年生
キャリア教育
三富さんと岩沢さんは
喜多見小卒業生です
(本ページ上で紹介)
『ポンポコ新聞』
第68号より(2018.3)
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喜多見小学校では、子ども達が進路を考える参考になるようにと、
6年生向けに「キャリア教育」を行っています。2018年2月3日、学年全員が
1つの部屋に集まって講師3人の話を聞くということで、取材しました。
講師は、児童館職員の村松将典さん、『ポンポコ新聞』でも紹介した慶大卒
プロレスラー・三富政行さんとイケメンパティシエ・岩沢泰良さんです。
「教育」を意識しながら今に至る経緯や仕事内容を伝える村松さんと三富さん、
美味しいのは当たり前で今は見栄え重視というスイーツの華やかな世界を
スライドで説明する岩沢さん、後ろから見ていると皆興味津々なのが分かります。
子ども達との質疑応答も楽しくて、個人的には特に村松さんの
「子どもの頃は本屋になりたかった」
「なぜ?」
「家から本屋が遠くて気軽に行けなかった、ここから成城くらい」
「え~全然遠くな~い!」
という子ども達の反応に、
喜多見の子ども達の意外な逞しさも感じて嬉しくなりました。
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