都心から約15kmの圏域を環状に連絡する延長約85kmの高速道路計画
 です。埼玉県境~東名高速間については1966年に都市計画決定されま
 したが、1970年に当時の建設大臣によって凍結され、1994年にその一部
 である関越道~和光IC間が供用され、現在に至ります。

 北から練馬区・杉並区・武蔵野市・三鷹市・調布市・狛江市・世田谷区の
 7区市を通り、予定地は、住宅密集地、駅前商店街、湧水地、都市農地
 などとなっています。私達の会がある世田谷区は、外環によって交通に
 好影響があるといわれる環七・環八を抱え、一方で、外環計画の南端に
 あたり、東名高速とのジャンクションや世田谷通りとのインターチェンジに
 よる周辺住民や交通への影響、区内にある樹林・草地の2割近くを占める
 国分寺崖線やその湧水からなる野川への影響が危惧される地域です。

 国土交通省は、
 「この道路は、放射方向の幹線道路を相互に連結して、都心方向に集中
 する交通を円滑に分散導入するとともに、都心に起終点を持たない交通を
 バイパスさせる等の役割を果たします。これにより、首都圏における交通
 混雑の緩和や、都市間の円滑な交通ネットワークの実現へと導きます」
 と説明しています。
 


図出典:東京外かく環状国道事務所HP(URL


  

    
    
    
    
    
    
    
    

  





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