1.開催趣旨


 喜多見ポンポコ会議では2002年秋、
 ワークショップ「みんなで『外環』を考えてみよう!」を実施しました。
 この中で行った「住民参加投票ゲーム」によると、
 「交通問題から考えよう」に最も関心が高いことが分かりました。
 また、参加者のアンケートでワークショップの続編を期待する声があり、
 「交通」というテーマに絞って何か発展させていかれないものかと考え、
 ワークショップ参加者にも呼び掛けて2003年2月2日に相談会を行いました。
 外環をはじめ、各地で計画されている道路が、本当に必要なのか、
 つくったらどのような効果や影響があるのか、皆で考えるための
 必要な情報がまだ充分に提供されていません。
 そこで、これらを解明するための研究会「ポンポコ研究会」を
 発足しようということになりました。


 2.概要

 
 第1回ポンポコ研究会/2003.3.2実施
 交通に関して解明したい点を出し合ったところ、
 「外環が本当に都内の救済になるのか?」
 「環八の交通量は減るのか?」
 「なぜ各地で予測が外れるのか?」といった、
 「交通需要予測」に関心が集まりました。



 第2回ポンポコ研究会/2003.4.6実施
 参加者の関心が高かった、交通需要予測の基礎を中心に学びました。

  講師
 寺内義典さん(国士舘大学工学部都市システム工学科講師)
 上岡直見さん(環境自治体会議環境政策研究所主任研究員)

     
        交通需要予測を学ぶ



 第3回ポンポコ研究会/2003.5.18実施
 具体的な道路計画事例と、将来交通量を「減少させる可能性のある要素」
 「増加させる可能性のある要素」について学びました。

  講師
 堀江照彦さん(トランスポートエコノミスト)
 山田稔さん(茨城大学工学部都市システム工学科助教授)



 第4回ポンポコ研究会/2003.6.22実施
 これまで学んで分かったこと、疑問が残されたこと、もっと知りたいこと
 などを振り返り、続けて、「解明したいこと」の第2位にあった「外環の目的」
 について整理しました。



 第5回ポンポコ研究会/2003.8.3実施
 今回から自分達で疑問点を解明していく第2ステップに移りました。



 第6回ポンポコ研究会/2003.10.5実施
 PI協議会で紹介された、国交省の外環交通量推計資料
 「交通の分析」を読み合わせし、疑問点を出し合いました。
 → 疑問点は第25回PI協議会に提出しました。



 第7回ポンポコ研究会/2003.11.2実施
 「交通の分析」への疑問に対し、国交省・東京都の担当者から
 説明を聞きました。

  講師
 西川昌弘さん(国土交通省関東地方備局外環調査事務所調査課長)
 長田勝宏さん(国土交通省関東地方備局外環調査事務所建設監督官)
 宮良 眞さん(東京都都市計画局かく環状道路担当課長)
 → この結果は第29回PI協議会で報告しました。

     
    国交省・東京都の担当者から説明を聞く



 第8回ポンポコ研究会/2003.12.4実施
 「交通の分析」について更に疑問点を出し合った後、物流の基礎を学びました。

  講師
 柳橋裕正さん(省エネルギー輸送対策会議、エコ・ロジスティクス・コーディネーター)
 → 「交通の分析」への疑問については第30回PI協議会で報告しました。



 第9回ポンポコ研究会/2004.1.24実施
 外環の必要性を語る際によく用いられている「通過交通」がどのように
 計算されたものなのか、国交省・東京都の担当者から説明を聞きました。

  講師
 西川昌弘さん(国土交通省関東地方整備局外環調査事務所調査課課長)
 吉沢 仁さん(国土交通省関東地方整備局道路部計画調整課調整係長)
 宮良 眞さん(東京都都市計画局外かく環状道路担当課長)



 第10回ポンポコ研究会/2004.2.15実施
 東京都が進めているTDM(交通需要マネジメント)をはじめとした交通政策
 について、東京都の担当者から説明を聞きました。

  講師
 宮良 眞さん(東京都都市計画局外かく環状道路担当課長)
 藤井俊昭さん(東京都都市計画局外かく環状道路担当課長補佐)



 第11回ポンポコ研究会/2004.3.21実施
 情報公開制度によって入手した交通量予測の基礎データ
 (BゾーンのOD表)のゾーンコード表を、国交省「交通の分析」にある
 外環利用交通区分に合わせて整理しました。

  指導
 寺内義典さん(国士舘大学工学部都市システム工学科講師)



 第12回ポンポコ研究会/2004.4.4実施
 第11回で整理した区分ごとに交通量を集計しました。

  指導
 寺内義典さん(国士舘大学工学部都市システム工学科講師)

     
        OD表を用いて計算する



 第13回ポンポコ研究会/2004.5.9実施
 第11~12回で集計した結果を国交省「交通の分析」の数字と比較し、
 車を使う仕事をしている方をまじえて気付いたことを出し合いました。

     
        国交省資料を検証する

 → この結果は第37・39回PI協議会で報告しました。
   私達の指摘から、国交省が計算間違いに気付き、第40回PI協議会で
   国交省外環事務所の山本所長よりお詫びの言葉がありました。



 第14回ポンポコ研究会/2005.3.6実施
 PI会議・外環技術専門委員会で紹介された、国交省「外環の将来交通量」
 資料を見て、気付いたことを出し合いました。また、構想段階において
 外環をどのような代替案と比較検証すべきか話し合いました。

  講師
 上岡直見さん(環境自治体会議環境政策研究所主任研究員)
 → 疑問点は第3回PI会議に提出しました。



 第15回ポンポコ研究会/2005.4.17実施
 PI会議・外環技術専門委員会で紹介された、国交省「外環の必要性」資料を
 見て、気付いたことを出し合いました。
 → その一部は第4回会議に提出しました。



 第16回ポンポコ研究会/2005.5.15実施
 国交省が説明している外環の「経済効果」「費用便益比」がどのように計算
 されているのか分析し、気付いたことを出し合いました。

  講師
 上岡直見さん(環境自治体会議環境政策研究所主任研究員)
 → その一部は第5回会議に提出しました。



 第17回ポンポコ研究会/2005.9.17実施
 外環の構想段階における議論が8/23で打ち切りとなりました。
 これまでに何が分かって、何が疑問として残されているのか、
 PI協議会の協議員・委員として参加してきた江崎が3年間を総括しました。

 
 江崎美枝子(PI外環沿線会議委員・喜多見ポンポコ会議)
 → 参加者の要望から、国都の考え方への意見を10/28のPI会議に提出しました。



 第18回ポンポコ研究会/2006.1.25実施
 国土交通省が進めている、マイカーから公共交通への利用転換を促す
 取り組みの経緯と現状を伺いました。

  講師
 佐々木良さん(国土交通省 総合政策局 交通計画課長)



 第19回ポンポコ研究会/2010.11.7実施
 外環を利用するといわれている主要区間の交通量が、減少傾向から
 将来は増加すると予測されています。予測の前提条件、外環利用交通量
 などについて、国交省の資料から気づいたことを出し合いました。
 → 国交省へバックデータを請求しました。



 第20回ポンポコ研究会/2011.11.5実施
 前回の研究会以降、将来交通量予測や費用便益分析(B/C)について
 分析してきた内容を中心に報告しました。

  話 : これまでに分かったこと・分からなかったこと
     報告/江崎美枝子(PI委員・喜多見ポンポコ会議)
     協力/寺内義典さん(国士舘大学理工学部准教授)
     特別ゲスト/保坂展人さん(世田谷区長)

 




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