- h04


被災地へ届けたい
カヤの木の仏像


世の苦しみを救う
といわれる救世観音

『ポンポコ新聞』
第46号より(2012.2)

 喜多見四丁目の慶元寺さんでは薬師堂建て替えのため、
 古くからあった樹を伐らなくてはなりませんでした。

 狛江市岩戸北に住む川手通弘さんは、次大夫堀公園に
 「慶元寺のカヤの木です」と置いてあったのを見て、
 木挽きの会に参加しはじめ、昨年夏、東日本大震災の
 被災地で仏像をほしいという人が多勢いることを知り、
 役に立てばと仏像を彫り始めました。作っているのは、
 救世観音と白衣観音、穏やかなお顔がどことなく川手さん
 に似ています。

 2011年11月23日に行われた手作り市に、福島県から喜多見
 に避難している被災者の方も来られ、「心の拠りどころにしたい」
 と持ち帰りました。制作目標は20体、慶元寺さんにも収める
 予定だそうです。長年喜多見を見守ってきたカヤの木が仏像に
 生まれ変わり、誰かの役に立つ、カヤの木自身もきっと喜んで
 いると思います。

  木挽きの会とは
 次大夫堀公園のボランティア「木挽きの会」は昔ながらの方法
 で丸太から材木を切り出し、園内にある古民家の修復材として
 活用しています。

 




Copyright (C) 2000-2016 Kitami Ponpoko Kaigi All Rights Reserved.